はじめてのLightning Talks


ドキドキは幾つになっても
幾つになっても初めてのことに挑戦するときは、ドキドキするものです。ましてや、例の新しいコミュニティの立ち上げの主幹事でもあって、協力的なスタッフがいるとしても組織としてのコミュニティへの期待度が高いので、それはもうプレッシャも高い。その新しいコミュニティの中のイベントとしてLigtning Talksも一つの柱にしていたから、LTのスライドを作るなら気合も入れざる得ないという情況に自ら陥ったというか、なんというか。新しいコミュニティについては、以前に書き述べたので今回はLTについて、これからLTをやってみようという人の参考になればと思って記録しておこう。


情報を集める
情報を集める目的は、この新しいコミュニティに参加する人たちのほとんどが、勉強会に積極的に参加しているか怪しかったので、LTの作法として外さないようにしたかった、というものが一つ。二つ目は、自分自身もLTのスライドを作るのは初めてだったので、それの補強として。勉強会には、このオッサンの歳で最近でも何度か出回っていたので、そのときのスライドを見ていたから感覚的に「そんなもんだ」と当たりは掴んでいたので、追加情報が欲しいぞ、と。で何をしたかというと、とりあえず、google先生に尋ねます。で、いくつかLTについて書かれていたブログとか情報を漁る。助かりますね、みなさん、アウトプットしてくれるから。
その情報を漁った中で、DevLOVE Pub ライトニングトーカーの告白に行き当たる。電子書籍で315円。最近多いですね、電子書籍。参考にと思ってポチる。もちろん、参考になった。


テーマを決める
「アナタの専門は?」と問われたら、「プロジェクトマネージメント」と応える。なのでテーマは書きやすい「プロマネ」とした。で、それを5分でどうやって話そうと考えた。ううん。意外と難しい。悶々とする。で、マインドマップの登場です。新しいコミュニティの参加者層を想像して、出席者が興味を持つことはなんだろうか。今、自分が熱意を持って話せることはなんだろうか、と。
組織の中で主流なのは、ウォーターフォールが多分90%以上なのだろう。それに反して、今、関与しているプロジェクトはアジャイルスクラムを一部取り入れている。多分、なぜスクラムを取り入れたかということと、何が起きたかということを話すと興味を引くのではないか、と仮説を立てた。


スライドを作る
スライドは、よくある写真を背景に、一つのメッセージを書く方法とした。写真はflickrから探す。flickrで写真を捜すとき、キーワードを色々変えてみることがコツだと分かった。もちろん、日本語のタグより英語の方が多いから英語に直して検索すると思わぬ写真が出てくることがある。もちろん、勉強会などで見かける写真も出てくる。それを組み合わせる。

  • 世の中の情勢
  • 世の中は変わっているのに自分達は変わらなくていいのか
  • プロジェクトが置かれている情況
  • 何か選択肢があるのではないか
  • プロジェクトチームの変化


スライド1ページに一つのメッセージにするから、そのメッセージは自分の伝えたいことを的確に表現したいものだ。つまり、“てにをは”や意味の通じないメッセージや前後のスライドと噛み合わないものは、メッセージ一つ、メッセージの中の助詞一つを取っても見直す必要があるのだ。だから、なんども、自分がしっくり行くように文章のリファクタリングをする。
プレゼンの直前までスライドの変更を直すことは、プレゼンターの権利であるから最大限活用する。
文言の引っかかりを気にしよう。小さな違和感を見逃さない。完璧なスライドは存在しないが、必要なことはやっておこう。スライドを作った翌朝に、何回目でも構わないから見直してみよう。


プレゼンの準備
スライドが出来たら、あとは5分で終わるようにリハーサルをすることだ。LTは5分でプレゼンする。ドラ娘はいないから、自分の中でドラを鳴らさないといけない。これは作法である。ドラを鳴らすことではなくて、時間に終わらすことが、である。だからこそ、プレゼンで使用するスライドをプロジェクターかサブモニターに繋いで実際にプレゼンするようにタイマーを用意して。
プレゼン慣れしていない人は、必ず、声を出してリハをしよう。少なくとも、3回はリハをすること。LTのスライドは、一つのメッセージに集約されるから、行間をアドリブで話したくなるものだ。アドリブを話すにしても、5分と言う縛りは逃れることは出来ないから、その中に押し込む必要がある。アドリブも含めて、リハーサルをする必要があるのだ。これ、大事。


必要なのは笑顔
スライドは出来上がった。リハも3回以上やった。ならば、準備は十分か。そう、あとは実際にプレゼンするだけだ。それに必要なのは、自分の笑顔だ。笑顔でプレゼンしよう。そうすれば、緊張も少し力が抜けて、リラックスして声が出るだろうから。





  • 道具室(アプリとか)

なんとなく、時間を持て余したので最後の品質管理の手法を斜め読み。区間推定、規準型抜取検査、工程能力当たりが使えそうだし、ソフトウェアに品質管理で知っておかなければならそうだ。たとえば、区間推定は、指標値の範囲の考え方で。

ビジュアル 品質管理の基本<第4版> (日経文庫)

ビジュアル 品質管理の基本<第4版> (日経文庫)


読み終わった。紫子かあさん登場。いったい何者なんだろうと謎を残して退場。物語が大きく変わりそうだ。

  • 音楽室(PCからリンクをクリックするとき、PCにiTunesが入っているとアプリケーションが起動します)



  • 視聴覚室
  • 調達室