たったこれだけで興奮した感情を制する技術

打ち合わせをしてだんだんと気持ちが高ぶって行ったり、ついカッとなりながら話し続けてしまったりすることってあると思います。それが楽しい話で自分の得意分野で色々と話たくて話すことを続けているような(今風にいうとイキリとかいうのかな)ことだったり、仕事で仕様決めの打ち合わせをしていてどっちがいいとかレビューで痛いところを突かれてムキになってしまったとか、マネージャとの業績評価での評価がイマイチなのに説明もいま三くらいな説明しかなくてなんだよ、と思ったり、そんなケースです。

こうした感情の高まる中での発言は得てして後で冷静になってああ言えば良かった、こう言えば良かったと思うのです。後悔ですね。ありますよねー。そういった後悔を防ぐやり方が簡単にあるなら取り入れたいですけれど、そういった場面で何の準備もなく確実にできる方法がいいですよね。だって、いきなり席を立って精神統一のお祈りとかしたくないですもの(しないでしょうけど)。

生命活動をコントロールする

生命活動で簡単にコントロールできる活動があります。さて、なんでしょう。ちょっと考えてみてください。

#答えは続きを読む、で。

 

簡単でしたかね。そうです、呼吸です。呼吸だけ意思で少しなら止められます。その止められる呼吸を使って感情を制するわけです。

鼻で呼吸する

 まずは鼻で呼吸を10回繰り返してください。口呼吸の人の方が多いので息苦しいかもしれません。でも、鼻呼吸の方が良いそうです。

それはさておき、鼻呼吸するとなんとなく鼻の先に意識が集まりませんか。感情が高ぶっていると声を出しているので自然と口呼吸で口をパクパクして大きな声に高まっているのです。

鼻の先に意識を集めて鼻呼吸10回

 そんな場面に自分がいたら(まずは興奮していることに気づきましょう)、鼻呼吸を10回します。10回くらいならちょっとした間です。急に黙り込んでも大したことないです。慣れるまで鼻呼吸自体が苦しくてそっちの方が大変で鼻の先に意識を集めることなんて難しいかもしれません。それはなんどもやって慣れてください。

実は、息苦しいとか意識を集中させなきゃと思ったらもう興奮は収まっています。

ね、簡単にたった鼻の先に意識を集めて呼吸するだけで良いんですよ。

 

 

 

 

感情類語辞典

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