課題設定のアプローチ(自分用のまとめ)

課題設定をする際に、どうも上手く出来ていないと感じられるのだが、これまでの経験から整理するとアプローチをパターン化できるのではないかと考え、自分用のメモとしてサマっておこう。

なぜ自分でうまくできていないと認識しているのにパターン化は出来ると思うかというと、他人には助言をできるからである。それが自分のことになるとうまく進まないのは経験が形式知になっていないからだろう、と仮説を立てたということである。

課題といっても事業企画での目線で整理するが、アプローチのモデル的には変わらないと思うので参考になれば。

現状調査を行う

在るが儘の現時点に取れる情報を収集する。

  1. 収集の際には、できる限り現場に赴く。
  2. 収集する情報は、収集リストを作成し、収集リストにしたがってエビデンスを確保する。
  3.  収集の際には、現地の担当者と会話し、なぜ今の状況があるか、現場の声を聴き、記録する。
  4. 収集中に、情報の聴き方、範囲を広げた方が良いと判断できる場合、広げて収集を行う。
  5. 別に調査時点での最新の技術サービスを調べる。
  6. Gartner hype cycle、Gartner Magic Quadrantでトレンドを調べておく。

これらにより、以下の観点で情報を整理する。

  • 現時点での実態を把握できる。
  • 現場の声(要望)を得られる。
  • Gartnerなどの動向で今後選択する技術の位置付けを知っておくことができる。

あるべき姿を設定する

以下の項目から、あるべき姿を設定する。

  1. 中期計画
  2. 経営課題
  3. 自社の規程
  4. 法令
  5. 業界ガイドライン

ギャップを抽出する

あるべき姿と現状調査から差異を列挙する。 

  1. 計画と実績
  2. 方針と実態
  3. 法令と運用
  4. 規程と監査結果

課題をリストする

いくつか抽出されるギャップから課題となるものをリスト化する。

  1. それを解決することでギャップの較差が解消するか
  2. ギャップを満たすことで解消されるリスクがある

上記の2つの観点でふるいに掛ける。

課題解決のアプローチ方法を検討する

設定した課題を解決するアプローチの道筋をつける。以下の並びは順番を表していない。適宜並べ換える。

  1. ステークホルダー
  2. スケジュール
  3. 活動目的
  4. 課題
  5. 体制
  6. 予算
  7. 事前調整

課題の設定アプローチが出来ない場合

自分で課題のアプローチを設定できない(=仮説を立てられない)場合は、ステークホルダに課題をシェアしてしまう。

  1. ステークホルダを集め、現状の報告を行う
  2. 課題アプローチのアイデアを出し合うミーティングを設定する

 

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