オレの苦労は(ブログを読んで)避けて通ればいいと思うよ

中身は有って無いような、掴みどころの有るような無いような、薬になるのか毒になるのかわからないが、連続日数の更新は3000日を超えていた。

知人が『オレは苦労をこうやって乗り越えた、という考えに同意しない』という意見に、物の言い方としては違うのだが、自分の経験はいくらでも持って行っていいよ、と普段から接する人には言っている自分としては、その意図はわかりみしかない。

特に『オレの若い頃の苦労をお前たちもしろ』系を聞くと、令和なんだからもう隠居したら、と老害を撒き散らさないよう言っておきたい。

3000日のブログ全部がプロジェクトマネジメントやチームビルディングでは無いと思うが、そうは言っても、おおよそ、そういった関連の分野のテーマを扱っている。同じテーマであっても、書くときに得た形式知や会得した実践知で切り口を変えてみると、書いている方としては新しい風景が観えるようになったり、以前からの考えを強くしたりする。

その観点で言えば、このブログは自分の知を晒しているようなもので、自分の、書いたときの記憶の断片という言い方もできる。自分の足らない頭の中を覗いてもらっているようなものかもしれない。

ブログの概要で読者数を見るとそこそこの読者数がいて、何を期待して読者設定にしているのか興味がある。

このブログに何を期待しているのだろうか。

まあ、期待を聞いたところで、それに応えるかは別な話である。自分の関心ごとなり琴線に触れたりすれば書くのだろうが、それは書くときの自分であるからわからない。

話を戻すと、このブログは、プロジェクトマネジメントやチームビルディング、組織づくり、キャリアの作り方を主要テーマとして書いている。

そうした分野での自分の実践から得た知と書籍や知人や何かしらの催しで得た知をここに書くことで形式知として定着させる場になっている。そうして書き散らしたエントリが誰かの、知らなかったら苦労するところを失敗するルートとして認識され、回避するヒントになれば願ったり叶ったりである。

気になって、やってみたら(回避してみたら)、実際できた、と実践で効果があれば嬉しかったりする。