チームのいざこざはは相対化と自分を受け入れる覚悟ないと解決しない
あるプロジェクトでそれぞれ役割の違う二人がいて、いろいろとあったようで、双方とも相手に対してよろしくない感情を抱いていることを自分に話してくることがあった。
会議のちょっとした間とか、ランチで料理が出てくるまでのタイミングで、自分はこうだ、相手はこんな振る舞いをしているのは信じられないだろう、と同意を求めてくる。
その場にいるのは自分だけだから聞き流すこともままならず、(聞き流すのだが)そうなんだね、と相槌を打つ。
一言で言えば、(言う必要もないが)修復し難い関係に成り果てている。
コミュニケーションがとか、リスペクトだとか、そういった綺麗事を言っても何も解決しない。解決する必要があるかどうか、それは別問題でもある。
なにせ、仕事なのである。
分掌した仕事はそれぞれで片付けなければならない。仕事の始末をしなければ、そこには居続けることはできない。
この記事を読まれた方も多かったのではないだろうか。
このコンテンツに出てくる『相対化』と言う言葉がある。相対化とは、
まあ、用語の意味のとおりである。自分の考え、視点、価値観だけではないよ、と言うことを理解していれば、当たり前じゃん、と言う感想しかない。
その感想を持てるかどうか、それは、自分でない他人を自分と同等に扱うことに慣れているかどうかで分かれるのではないか。
他人を認めると言うことは、己がどのような無様でていたらくな人物なのかを知っており、それを受け入れられることができなければ無理だと思う。
自分を蔑めば、他人はキラキラとした手に届かない存在になるだろう。
自分を棚にあげれば、他人はぞんざいに扱っても何も感じないだろう。
それでも、仕事の成果を出せるならいいかもしれない。
世の中、それほど甘くない。お互い、気を使いながら仕事をしているのである。
引用した記事の回答を自分なりに解釈したところでは、気の済むまで言いたいことを出し切らなければ、未来永劫引きずったまま生きなければならないよ、と理解している。
仕事上の関係のいざこざで、気の済むまで気持ちを出し切るかと言うと、やったらやったで変にマウントを取り合いかねないので、結果的にどちらかが引く形になってしまうだろう。
こんなことに二人が自分のリソースを使うのはとてもバカらしいと思う。これも言わないが。
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