チームを守るサーキットブレーカー

新型コロナウイルスの検査で医療体制を崩壊させないために、医療機関のキャパシティを超えないように検査をコントロールするかどうかという図はこれまで何度かTLや厚生労働省の資料で見ていたが、昨日、ふと、これはエンジニアチームのリソースとタスクボリュームの関係と同じではないかと気づいた。

 

 

 

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縦軸がタスクボリュームで点線はエンジニアチームのリソース、受け入れられる仕事量と見る。

 

単純にキャパ以上のタスクをやっていたら、タスクをこなすために長時間労働になるし、ミスができないタスクならエンジニアチームへの見えないストレスは膨れ上がるから、ピークにまで行ってしまうと、エンジニアチームは本当に逝ってしまいかねない。

 

冷静に図を見直せば、検査体制もチームでやっているのだから、もともと同じは当たり前で、何を今更言っているのだと突っ込まれそうである。

 

チームを崩壊させないためには、トップダウンでwipに当たる点線のラインを明確にひいて、何があってもタスクを突っ込ませないようにブロックしなければいけない。

 

放っておくと外野や当事者でない批評家のような組織内の対外的な風評を気にする輩がwipを無視して、後先もチームの崩壊も微塵にも考えずに対応しろと無責任に口を挟んでくる。

 

そこは何があっても守りきらないと崩壊したチームの残骸を見る羽目になる。その上、そうなった元凶が守れなかったマネージャに対してやっぱり、とかいうのだ。

 

そうさせない、普段からチームを守るために、どうなっていればチームのパフォーマンスを最高に発揮するかを考えて実践する。

 

チームのおかれる環境、コンディションはどういったパラメータで得られるかを微調整しながらセッティングする必要がある。

 

チームのサーキットブレーカーに当たるものだが、これはチームのメンバの交代、追加、減員で簡単に下がる。成長はそんな簡単には上がらないが。

 

 

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