2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

労働の量と質をトレードオフしているとエンジニアが自滅する

システムエンジニアの業界のテンプレ的なイメージは、デスマと長時間労働と低スペック開発環境と人海戦術による学習しない組織というのはまだ変わっていないような気がするのですけれど、どうなんでしょう。 名ばかりの働き方改革の側が振り回されている間は…

エンジニアにありがちなプロダクトアウトな提案思考を変えるためにかかった期間

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標題だけで37文字。長いです。長さはさておき、エンジニアが提案しようとするとついつい担当する技術エリアや事業部門で取り扱う製品名を前面に出して語るわけです。ろくに要件も聞き取る前から。まあ、仕方がないのかもしれませんけど。そなってしまったの…

「風夏」

サンコレこのコメントたまたま見たら原作では事故死とか…エエェェ Climber’s High!(初回限定盤)(DVD付) アーティスト: 沼倉愛美,伊藤直樹 出版社/メーカー: FlyingDog 発売日: 2017/02/08 メディア: CD この商品を含むブログ (3件) を見る TVアニメ「風夏」…

これはいい! MacとiPadユーザのコンセントに

2口コンセントで割と邪魔なんだよねぇ。MacやiPadのアダプター。それがこうなるんだ ポチる!! Ten One Design Blockhead (MacBook/iPad 電源アダプタ対応 横向き変換プラグ) 【日本正規代理店品】TEN-OT-000003 出版社/メーカー: Ten One Design メディア…

会議をそろそろ機能させて意義ある時間に変えよう

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巷では会議は無駄な時間らしいですね。過去のエントリを読んで改善の参考にしてしていただければ幸いなのですが。 何でもかんでも会議と名前をつけているから会議の時間が無駄だと思うようになるし、意思決定に関与する当事者でない出席者にまで出席を要請す…

価値判断基準のリトマス試験紙を使って業務を設計する

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「ボリュームのある繰り返し作業をするときに何から手をつけるか」 エンジニアに生産性の観念があるかどうかを確かめたいなら。ボリュームの作業をするときに何から手をつけるかを尋ねてみよう。 この質問に対する答えで生産性、効率、手戻りというムダに対…

エンジニアとして判断するためのコンパスを持つメリット

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目指す将来像に近づくためには、漫然と日々をやり過ごしたりタスクに追われていては一歩でさえ近づくことは難しいです。それは行動の判断基準が手元にない状態で仕事をしているからです。そしてその行動の判断基準を作ることは容易くはないのです。 仕事が向…

意識してリーダになるための2つの大切なこと

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担当エンジニアからサブリーダ、SEリーダ、プロジェクトマネージャそしてマネージャと組織の中で経験を積み適正として問題がなければどんなに遅くても中堅程度の経験を積めば組織は一担当からリーダとしての役割、つまりロールとしての貢献を期待するもので…

余命1年と宣告されたらエンジニアとして何をするか

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年齢的に棺桶に首までとっぷりと浸かっている状態であるし、定年の年齢もそこまできているし、厚生労働省が年金受給年齢の見直しと雇用延長を延ばさなければ、そちら側へ赴く日はそう遠くないのです。 死に対する価値観は割と池波正太郎の小説で固められた感…

新規プロジェクトをこれから始めるなら導入したいプラクティス

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新規にプロジェクトをこれから始めるならプロジェクトマネジメントとして導入してみたいツールやプラクティスって何だろうなぁと思いつくところを書き出してみよう。 プロセスデザイン VSMによる作業プロセスの検証。検証しなくても大丈夫だと思うけれど、思…

会社に依存しない働き方

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www.bloomberg.co.jp 出だしの引用は事相を踏まえた例だけれど、東証一部上場企業の業績としてもここ数年稼ぎ頭に復活した事業部門が経営の尻拭いのために売却されるといニュースを横目で見ていると会社に依存した働き方をしているとしたらその梯子を外され…

補充品

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水槽の蛍光灯が切れた。たぶん、合うはず。 ファイブ・エコ8W昼光色 TB-0865 出版社/メーカー: オーム電機 発売日: 2015/11/04 メディア: ホーム&キッチン この商品を含むブログを見る

コードが神様ならエンジニアは創造主になり得るか

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モブプログラミングでは、タイプするエンジニアに周りのモブが憑依しつつコードを書いていく様はまるで神が降りてコードを創造しているのではないかと思わなくもないけれど、コードが神であるという考え方はモブプログラミングに陽の目が当たる歴史以前の、…

スピーカーは何度もスライドを直す

カンファレンスや組織のイベントで興味のあるテーマであれば参加申し込みして何かを学ぼうとするのはエンジニアとしての性というか宿命というか、もう無意識に申し込んじゃいますよね。 とはいえ、SIerのエンジニアだったりするとなかなか業務を抜けて出かけ…

全てのプロジェクトでコミュニケーションに起因するトラブルの芽を抱えている

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プロジェクトがトラブルを抱える理由に必ずあげられるのはコミュニケーションです。それについては何度かこのブログでも取り上げていますが、この点についてエンジニアであれば違和感を持つことはないでしょう。ただ、これから述べることについてを除いて。 …

機能するチームを実現するために必要な価値判断基準

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チームを作る理由はこれまでのエントリで好きに書いてきたように、組織の中で期待されている分掌に応えるために人的リソースを確保することで体制を構えるのです。 通常、業務を止めないとか仕事量とか多くの技術的知見から複数のメンバをチーミングし、プロ…

エンジニアはキャリアを自ら選びマネージャは支援する

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これまでエンジニアの育成に対するマネージャの支援のあり方について書きたい度に書いてきたように、エンジニアはキャリアを自ら選び、マネージャはそれを支援することが結果的に組織の成長に寄与すると思うのです。 そうした背景からいえば、当たり前だよね…

生産性の速いエンジニアと思わせたいなら

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なかなかキャッチーなタイトルですよね。生産性が何について語ろうとしているのか、生産性は高低じゃないのかと突っ込みどころ満載ですけれど。 仕事をアサインしている側の視点 仕事のアサインは担当から決められているケースも自分からタスクのチケットを…

積み本

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press) 作者: クレイトン・クリステンセン,マイケル・レイナー,玉田俊平太,櫻井祐子 出版社/メーカー: 翔泳社 発売日: 2003/12/13 メディア: 単行本 購入: 16人 クリック: 168回 この商…

働き方改革と換金する尺度

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どこもかしこも働き方改革ですね。まあ、国が旗を振っているからですが。本来は長時間労働時間の削減から労働環境の改善を狙っているのでしょうから歓迎される活動であることは間違いありません。方向性を間違わなければ。 間違った方向 誰でも思いつくのは…

怒らないための3つのこと

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昨日、怒る人の行動についていくつかツイートしたところ、割と反応があったのは日頃から怒る程度はあるとしてもそうした人と接することが多いいのだろうかと思ってしまうのです。 その、昨日いくつかツイートしたうちの一つがこれ。 得てして、怒る方が情報…

プロジェクト管理は誰がしたいのか

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プロジェクトマネージャのお仕事は、管理をすることではない、と常々思っているのです。 プロジェクトマネージャはプロジェクトの目的を達成するためのリーダなのです。そこにプロジェクト「管理」と言葉を充てるからエクセルと睨めっこを始めたり、トップダ…

エンジニアとして労働集約的な働き方と小さく早く小回りの利く働き方のどちらを選ぶのが良いのか

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メンバのエンジニアに失敗を恐るなと言ってもあまりその言葉に効果は生まれないでしょう。なぜなら、失敗して良いと言っているのが期末の評価者でもあり、評価をされるメンバからその時になって失敗したことを持ち出される可能性を捨てきれないからです。 反…

書き始めれば終わる

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何かを加工して誰かの目に触れないと終わらない作業は、頭の中からいかに早く出してしまうか、それ自体を頭で考えずに書き出してしまう行動をとることが最善です。 「いいから書くんだよ」 ということです。 頭の中でぐるぐるとああでもない、こうでもないと…

利用から作り出す方へ

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ある平日の夕方、時間的には定時後にピンポンダッシュするくらいの感じで某所に数人のエンジニアが集まっているのを横から見たら怪しい集団の悪巧みに見えたかもしれないのですが、当人たちは全くもって自覚はないのですけれど。 その際に出た話題の延長線上…

ウォーターフォールの難しいところ

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特段、プロジェクトの特性がなければ無意識にシステム開発手法はウォーターフォール型を選んでいるものです。まあ、場合よってはプロジェクトの特性に気づかずにウォーターフォールを選んでいるというケースの方が多いんじゃないかと思うのですが。 標準の型…

課題 阿藤さんが1.0、伊藤さんは1.3、江藤さんは0.7の処理能力がある。 チームのひと月当たりの処理能力を1.0とした場合、将来懸念されることを書き出しなさい

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1人で作業をしているのであれば、作業が遅れても能力の問題なのか作業見積もりの甘さが起因しているかは割と曖昧に処理されるけれど、2人、3人と人数が増えてチームになると人の比較が生じるので無意識に作業の処理能力が比較されるようになります。阿藤さん…

工程の中の品質

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エンジニアの品質に対する捉え方は、同じプロジェクトのチームで活動しているのに様座です。それはここのエンジニアが参画してきたプロジェクトにおいての品質に対する考え方がバラバラだったからです。 共通して言えること システム開発でもプロダクト開発…

一生エンジニアでいるために

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システムエンジニア35歳定年説が本当であれば、すっかり定年済み、と表記したほうが良いのかもしれません。実際に、プログラミングなんていつが最後だったか…。幸いにもエンジニアの仕事はプログラミングばかりではなかったのでこの業界に残り続けていますが…

計画どおりに進捗しなくなるいくつかの原因

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WBSを作ったので「よし、これでいける」と思って始めたら全く進まなくなってしまった経験がありませんか。その原因は何かわかって対処できましたか。 結局のところ、理由がわからないまま人力で四苦八苦しながら形だけ終わったことにしていませんでしたか。 …